★日曜ビッグバラエティー「発見!予想外家族」(2012年)で旅生活の様子が放映されました。
                        お問合せ

  ホーム 2025スケジュール 楽市楽座について よくある質問  
hoshi
野外劇団楽市楽座★2010年から9歳の娘を連れて家族三人で野外劇の全国行脚を開始。2019年に娘が結婚して家族四人の旅に。やがて成長した娘夫婦は退団し自立。 2022年より夫婦劇団に。そんなこんなで、毎年5月から11月まで、北は北海道から南は沖縄まで、全国各地を駆け巡り16年目を迎える。芝居は小さな生き物たちのファンタジー。世界はみんなでひとつのタマシイだ。小さきものからの愛を届ける大衆野外ミュージカルで旅を続けている。夫婦が芝居の旅で育てた娘は、婿とともに山梨県韮崎市で亀之山農園をたちあげ百姓をしながら多様な活動をしている。百姓は百の仕事をするという意味である。芝居屋もおなじである。楽市楽座は自営業。上演台本も音楽も劇場も長山現のオリジナル。佐野キリコが旅のブッキング、演出補佐、制作、衣装、小道具、宣伝美術を担当。各地の舞台設営、バラシも自分たちでやる。すべて手作りの旅劇団である。テーマは自由と冒険だ。毎年新作を作り、新たな地を開拓する。ご当地ゲストも含め、全国各地で楽市楽座を待つ人達と出会い、芸能の輪を育みながら生きている。
ちなみに、15周年記念本、佐野キリコエッセイ「ドリームタイム」好評発売中(発行・藤工作所)。

長山現 佐野キリコ
長山現 佐野キリコ

●座長
作・演出・音楽・出演をこなす。1959年東京生まれ。
大阪大学文学部美学科卒。入学と同時にテント劇団「劇団幻視行」に入団、後代表。1983年、「変貌クラブ」結成(代表)。1991年、楽市楽座を結成(代表)。ほぼ全ての作品において、作・演出・出演。ここ20年は全ての音楽(作曲・演奏)も手がける。

舞台では、演技をしながらガットギターと三味線を弾きこなす。フラメンコギターで培ったギター演奏は、多くの観客を魅了している。

屋根なし壁なしの円形劇場、水に浮かんだ廻り舞台は、自身の設計による。

 

●副座長
1999年に楽市楽座入団。
以降、看板女優として活躍。2005年楽市楽座『肉月』金魚姫役で、飛田演劇賞女優賞を受賞。以降、楽市楽座の定番演目となった『金魚姫と蛇ダンディー』で、金魚姫を演じ続け、パワフルな演技と歌唱力で観客を魅了。

劇団活動のかたわら、個人プロデュースで元惑星ピスタチオの西田シャトナーと組んだり、自作自演の短編芝居の上演等、独自の活動もしてきた。
得意は声楽。2008年より、飛鳥流にて日本舞踊を学ぶ。

舞台での演奏はバイオリン、アコーディオン、タンバリンなど。スタッフ面では、制作、雑務、劇団サイト、チラシなど宣伝美術を担当。


萌と佑之助は、2021年「うたうように」で退団しました。

一人娘の萌は2010年「鏡池物語」から旅に参加。当時は9歳でした。
以降、12年間、アイドル的な存在として人気を得ました。
旅と共に成長し、2019年2月に19歳で佑之助(当時18歳)と結婚、2021年まで在団。

2019年、佑之助の入団で、家族四人の全国行脚になりました。
佑之助は、2019年「かもしれない物語」と2021年「うたうように」に参加して退団。

二人は山梨県韮崎市の「亀之山農園」で、新たな道を歩んでいます。

萌 佑之助
萌 佑之助
●娘(2010年~2021年まで在団)
2021年に退団。
2007年「金魚姫と蛇ダンディー」において、「鉈」役で初舞台。当時、7歳。
2010年日本全国旅公演『鏡池物語』より、9歳で本格的に舞台にあがり、人気者となる。
趣味は刺繍、編物、絵を描くことなど。
2018年2月、大阪の海月文庫にて初個展『萌いづる』を開催。個展中に、自作自演の一人芝居『黄色い自転車』を初演し、全国各地で30カ所で上演。
2019年2月、石原佑之助と結婚。海月文庫にて手描きTシャツ展『ジミチビ』を開催。個展中に結婚お披露目ライブで、生まれ持ってのエンターテイナー性を発揮。
2020年2月、新婚ユニット「トビ座」で『土のアワ』を上演。大阪で初演、神戸二カ所、京都、名古屋、神奈川、甲府、東京二カ所で上演!

 

舞台での演奏は、バイオリン、カホン、リコーダー、ウインドウチャイム、拍子木などでした。

 

●娘婿(2019年~2021年まで在団)
2018年12月に楽市楽座入団。
2019年2月に萌と結婚。
2021年に退団。

山梨出身。
中卒で親元から離れ、秋田に農業の勉強をしにいく。旅好き。国内のみならず、ニュージーランドで車の部品を売るアルバイトも経験。
趣味はギターの弾き語りと珈琲をいれること。

2019年全国旅公演『かもしれない物語』の青ガエル役で初舞台。期待の新人として各地で好評を得た。
2020年2月、新婚ユニット「トビ座」で『土のアワ』を上演。大阪で初演、神戸二カ所、京都、名古屋、神奈川、甲府、東京二カ所で上演!

舞台での演奏はベースを担当していました。

 
楽市楽座について


1991年5月に結成された楽市楽座は、大阪を拠点に、長山現の作品を主に野外劇として上演を行い、竹骨八角テントや、奥行きのある野外舞台、円形劇場での上演など、様々な試みをして参りました。
1998年からは、ドーム型テントの野外円形劇場を作成。5年後の2003年からは、舞台上のみ吹き抜けの野外円形劇場とし、ついに2009年には、屋根も壁もない完全な野外劇場にたどりつきました。

屋根も壁もなく、舞台の周囲にパイプ椅子を並べただけの野外円形劇場に至ったことで、劇は周囲の風景に完全に溶け込みました。そこには、長山現の考える「芸能としての野外劇」がリアリティを伴って出現し、東京・井の頭公園、大阪・扇町公園にて、とても深い味わいの劇だったという感想を多数頂き、19年の一つの成果を見ることができと確信致しました。

本来、様々な芸能は野外で行われていましたし、今もそれは息づいています。
劇場に比べると、不便なところもたくさんありますが、何かが降りてくるような、場所との一体感があります。もっと大げさに言えば、お客さんとも一体となって、宇宙や土地の精霊や神々たちとの交感さえも可能なのが、野外劇の魅力です。

2010年、そんな野外劇の魅力を、もっともっとたくさんの人に知って頂きたいという願いから、楽市楽座は、「野外劇団 楽市楽座」として、新たな冒険の旅に出ることに致しました。トラック「流星号」、ワゴン車「花と夢号」の2台に舞台装置と家財道具を詰め込んで、日本全国を旅して回っています。

車
星
公演履歴

百億ノ島・一ツノ海
1991年 11月 
愛媛 内子座
1991年 12月 
愛媛 松山劇場(劇場招請)
1992年 1月 
東京アゴラ劇場(大世紀末演劇展)
1992年 5月 
中之島特設野外竹骨テント劇場

道化と詩人-薔薇の内部
1992年 12月 
大阪 カラビンカ
1993年 3月 
大阪 枚方演劇 MarchZone参加
1993年 10月
北九州演劇祭参加
1994年 7月
福岡 博多キャビンホール
1997年 1月 東京アゴラ劇場

カモメ・ブルース
1993年 5月
大阪 中之島特設トンネル劇場
1994年 5月 
大阪 中之島特設野外テント
1994年 8月 
大阪 プラネットステーション野外テント
1996年 11月 
北九州演劇祭参加
1998年 12月 大阪 カラビンカ

鵺
1993年 10月 大阪 カラビンカ

泥棒日記
1995年 5月 
大阪 中之島特設野外劇場

ルシタニアの怪物
1995年 10月 
大阪 カラビンカ
1996年 3月 
大阪 枚方演劇 MarchZone参加

うでまくり洗吉「化粧一幕」
1996年 2月 
兵庫 神戸長田仮設集会所

BLACK MARKET 闇の市
1996年 5月 
大阪中之島特設野外劇場

ニッポン憂歌(ブルース)
1996年 10月
大阪 カラビンカ

タマシイホテル
1998年 5月 
大阪 中之島剣先公園 
特設ドーム劇場「ラフレシア」

ジェット・ゴースター
1999年 10月
第1回野外演劇フェスティバル参加作品
大阪 築港レンガ倉庫跡地
特設ドーム劇場「ラフレシア」

黒薔薇園夜想会
2000年 10月 元精華小学校校庭
特設ドーム劇場「ラフレシア」

ジャングルノート
2001年 5月 中之島剣先公園
特設ドーム劇場「ラフレシア」

花鳥風月 桜の森 
2002年 5月 中之島剣先公園
特設ドーム劇場「ラフレシア」

かもめ
2002年 10月
第2回野外演劇フェスティバル参加作品
中之島剣先公園
特設野外円形劇場

夜の鳥がひろげる
巨きな翼の下で
私達は悪い夢を・・・

2003年 6月
南港ふれあい港館北臨時駐車場
特設野外円形劇場「ラフレシア」
ラフレシア円形劇場祭参加作品

アメリカンドリームと犬の生活
2003年 10月
第3回野外演劇フェスティバル参加作品
中之島剣先公園
特設野外円形劇場「ラフレシア」

道化と詩人
2004年 3月
ウイングフィールド
再演大博覧会2003参加作品
ウイングフィールド

耳水
2004年 10月
第4回野外演劇フェスティバル参加作品
中之島剣先公園
特設野外円形劇場「ラフレシア」

肉月 
2005年 10月
第5回野外演劇フェスティバル参加作品
中之島剣先公園
特設野外円形劇場「ラフレシア」

金魚姫と蛇ダンディー
2006年 10月
第6回野外演劇フェスティバル参加作品
中之島剣先公園
特設野外円形劇場「ラフレシア」

金魚姫と蛇ダンディー
「新春初夢福袋」
2007年 1月
音太小屋演劇祭参加作品
音太小屋

金魚姫と蛇ダンディー
2007年 10月
第7回野外演劇フェスティバル参加作品
中之島4丁目
特設野外円形劇場「ラフレシア」

金魚姫と蛇ダンディー
2008年 10月
第8回野外演劇フェスティバル参加作品
大阪城公園
特設野外円形劇場「ラフレシア」

金魚姫と蛇ダンディー
2009ファイナル
2009年 9月
東京:井の頭恩賜公園西園
特設野外円形劇場
2009年 10月
第9回野外演劇フェスティバル参加作品 
大阪:扇町公園 特設野外円形劇場

  ★ ★ ★

2010年より日本全国旅公演を開始



能や神楽、マダン劇やギリシャ劇も、全て野外で演じられてきました。
野外では、世界は劇に取り込まれてその一部になります。同時に、劇も世界の一部になります。
この世界と、劇と、観客が交わって一つとなる瞬間があります。
「野外劇団 楽市楽座」は、野外劇を生活とし、全国各地の自然や歴史、風土、人々と出会い、
芸能としての野外劇の原点に迫ります。


野外劇団楽市楽座 〒532-0012 大阪市淀川区木川東2-8-26
Copyright©yagaigekidan rakuichirakuza All Rights Reserved.